2009年5月28日。
シトカはアラスカ州がまだロシア領だった頃、ロシア領アラスカ準州の首都だったとのこと。
人口は現在9000人ほどなのでわが町内の人口とほぼ同じ。
しかし、広さは神奈川県の2倍ほどある。
シトカの港は浅いので沖合いに停泊し、そこからテンダーボートでの上陸になる。
ボートは120人乗りで10分ほどで港に到着。テンダーボートから見る船はさすがにでっかい。
港からわれわれはオプションツアーで白頭ワシの野外センターに行く事にした。
そこは港からバスで10分足らずのところ。
アラスカ大学の構内を見物した後、センターに向かう。道路から少し入った道沿いも森の中にある。そばにインディアン川が流れている。
基本的には野生のワシが傷ついてそれを治癒する場所のようだ。
白頭ワシはアメリカの国鳥で、中央省庁の徽章などによく出てくる。羽を広げると2Mくらいになる。
そこで、いろいろ説明を受けたのだが、残念ながらサッパリ。
周囲からは感嘆の声や笑い声がするのだがチンプンカンプン。
それにしてもアメリカ人はジョークが好きらしい。(何かいつもしゃべっては大声で笑っている)
町はとても綺麗で遠くには雪を抱いた山が見える。
シトカ富士といわれるエッジカム山は1000M足らずだが大変美しい。頂上まで上れるとのこと。
有名なトーテムポールもあっちこっちに立っていた。
お昼に港近くのレストランで食事。一人15ドルくらいで少し高いか!と思ったが出てきたのはなんと日本の倍の量。食欲も一瞬萎えたが頑張って平らげる。肉主体のサンドイッチのようなものだったが結構美味かった。
午後は少し時間あるので、レンタルバイクを借りて少し郊外に足を伸ばした。
2時間で1台20ドル。ヘルメットと地図を貸してくれ、自転車も大変良く整備されていて、最高のバイクコンディションン。嬉しくなった。
主要な幹線にはサイクリング道路がキチンと整備されており、安全。2人で町のあちこちを走って大満足。
これがやりたかった!
今、もう少し若ければ、そして若いときもう少し勇気があれば、日本自転車行脚をしたのに・・・。
その、極極一部がかなったような気がして、気分は絶好調だった。
この後、妻はここの港で絵手紙。
あっという間に最終のテンダーボートが出る17:30が迫ってきた。