2011年3月24日。
あの大地震から2週間が経った。
もう2週間というべきか、まだ2週間というべきか、よくわからないが、あまり2週間前とは変わっていないような気がする。
それだけ大きな災害でこの寒い中、一刻も早い状況の回復を願うばかりだ。
この地域ではガソリンの行列もスーパーの買いだめも一応収まって、普通の状況に戻っているように見える。しかし、気分的にはなかなか春を満喫する気分にもなれず気持ちが沈んでいる。
そうはいいながらも、先日、久々に自転車で近隣を回ってみた。
春があちこちに感じられる。
それはそうだろう。もう3月も後半だ。あと1週間もすればさくらも咲くはずだ。
庭のもみじが急に膨らんできた。
雨にぬれて冷たそうではあるが確実に春は来ている。
公園のモクレンはもう満開を過ぎたところか。サンシュもきれいに咲いている。
花にらは相変わらず生命力が強い。
春が来て、原発がおさまり、復興の政策が軌道に乗り、再建の槌音が響き、力を合わせる姿が早く見られるといい。
今日は18:20から計画停電。しばらく中断していた薪ストーブに久々火を点けた。そろそろ今シーズンの最後になるかもしれないと思って。被災地には申し訳ない位暖かかった。