2011年6月30日。
ツアー2日目。
朝起きると想定外の雨。確か昨日の天気予報ではまずまずだと思ったが・・・
今日の予定は竜飛から三厩まで戻りそこから十三湖に向かう約60kmの行程だったが。
この雨脚ではとても無理。あえなく計画を断念し、民宿のおばさんのアドバイスもあって結局、大平までバスと電車を乗り継ぎ、その後の行程は大平での天候の具合で決めることにした。
ところで、バスと電車の時間で3時間ほどの空きができた。
都会のように10分おきにハスは出ていない。1時間に1本あれば良いほう。そこで、急遽時間ができたので青函トンネルの記念館に行くことにした。
地下140mまでトロッコで潜り、工事の様子が見られるという。
さすがにすごい工事のことがよくわかる。当時、竜飛側には約4,000名の工事関係者がこの難工事にあったという。日本の土木技術に感銘した。
この先、雨が強かったら蟹田からタクシーを呼んで十三湖に向かう。小雨だったらレインウエアを着て強行。しかし、無人駅、大平では雨も上がりまずまずの出発となった。
ここから十三湖までは約26㎞。時間にして2時間ほどだった。
この道はやまなみライン、別名小泊道という。途中峠を越えるが大した高さではなく、快適なツーリングだった。
やがて十三湖が見えてくる。確かに大きい。広さは周囲30kmほど。汽水湖なのでシジミが取れる。この周辺には遺跡が多い。聞くところによると13の河川から湖に注いでいるのでこの名前が付いたとか。本当かなあ。もう少し、意味合いがありそうにも思うが・・・。
折角来たので名物のシジミラーメンを食べた。ウーン!
今回、自転車用のカーナビ(チャリナビ)を持参した。Sony製の手帳サイズのカーナビだが結構役に立った。安心してコースを任せられる。まあ地図を出しながらあれやこれやとチェックしてコース確認をするのも旅の面白さではあるがチャリナビはこれはこれで頼もしい。
本日、湖畔に佇むK旅館に投泊。アットホームな旅館だが宿泊は我々のみ。貸切でよかった。
昨日の民宿の風呂より広くてゆっくり汗を流した。