2011年11月20日。
12月に結婚する長男のところに打ち合わせ等で出かけた。
長男は勤めは茅ケ崎だがどういうわけか逗子がいいと逗子に住んでいる。
そもそも実家から茅ケ崎まで出勤すれば30分のかからないのにわざわざ1時間近くもかけて逗子からから通うなんて理解に苦しむが、なんとなく時々逗子に行ってみると理由が分かる様な気もする。
私の地元も景色と言い土地柄と言い素晴らしいと思っているが、それは住めば都という事で、住んでいる当の本人はそこが一番いいのだろうと思う。しかし、色々なところに、例えば、今回のように逗子に行ってみると、そこはそこで素晴らしく、やっぱり逗子は違うなあという事になる。
海辺の道路(R134)から見る相模湾とその向こうにある江の島・富士山はまるで絵に描いたよう。朝日や夕焼けの時、それに雲や光の具合によってはさらに素晴らしい光景が広がるのだろうと思う。
多くの文人や有名人が逗子を愛したという事が分かるような気がする。
もっとも、逗子に限らず、葉山や鎌倉、藤沢など湘南地方と言われるこの辺は何処に住んでも海と山と川が見事にマッチし、中々の景観を作っていると思う。
もっと言えば、湘南地方に限らず、前に訪問した東北の松島地区や津軽地方だってそれはそれは素晴らしい。
津軽の人が岩木山を眺める幸せを噛みしめているように、湘南地方に住む人も富士山を眺める幸せを感じているわけで、つまり住めば都という事か。
長男の新居は、と言っても、築20年?のアパートだが、海岸から1㎞足らずの、しかも、駅から500m足らずの一等地であり、周りには古くからの家や最近建て直したお宅が多い。
たまたま、すぐ近くに姉夫婦が住んでおり、いざというときには心強い。
3.11の津波が生々しく、海に近いという事はそのリスクもあるわけだが、いざというときはこの辺は近くに小高い山が多くそこに逃げ込んでくれ。早目にだぞ。