2012年9月29日。
妻と二人で六本木ヒルズにある森美術館に行ってきた。
1年ぶりかもしれない。
55階?に展望台があってかなり眺めがいい。特に今日は空気が澄んでいて結構遠くまで見える。
スカイツリーはもちろんのこと、眼下には東京タワー、ヒルズのマンション群、新西洋美術館、増上寺、上の界隈、そして遠くには海ほたる、千葉の対岸、横浜方面など。
見ていて思ったのは、結構緑が多いことだ。
皇居を筆頭に、新宿御苑、赤坂御用地、浜離宮などなど・・・
点在して小さな公園の緑も結構多い。
地方都市やいなかに比べればそれは圧倒的に少ない緑だが、大都会の潤いの緑地としてはそれなりの数があるように思えた。
かつて、お茶の水の10階にいたころ、そこから見える景色多ほかなり違うように感じた。
確かに、お茶の水の本社ビルの近くにはニコライ堂があり、小さな公園や銀杏の街路樹もたくさん植わっていたが、その風景とは明らかに違う。
あすこから見た風景は、たまにビルの隙間から富士山が見え利したが、基本的にはビルの林立するコンクリートジャングルだったような気がする。
ここ六本木ヒルズの展望台から見える風景はかなり自然の気配が感じられる。
遠くに海も見えるのがそうさせているのか。
根本的に違うのは高さからの角度だろう。
この高さから見るとかなり鳥瞰図的に俯瞰できて全体が見えてその中にビルや公園や海が点在する。
こういう眺めはいつまで見ていても飽きない。
夜景は特にいいという。
美術館では「アラブ・エクスプレス展:アラブ美術の今を知る」というのをやっていた。
通常の絵画展とは少し違って、アラブに住む人々の日常と社会の現実を、いろいろな形の表現を通して表現していた。
かなり考えさせられる映像もあった。
日本はまだ安全で安心な国だと…
1時間少々の見学だったが、1日じっくり見るといい勉強になるかもしれない。