2012年9月30日。
台風17号が本土直撃で、午後から雨の天気予報だが、今のところ太陽も出ていて、「やるか」ということになった。
すでに、町内回覧でアナウンス済みということもあって決行することになった。
何とか午前中もってくれれば、100坪足らずの田んぼなので終わるはず。
結局44名が集まってくれて、稲刈りが始まった。
約1時間で刈り取りが終わり、掛け干しの作業も1時間ほどで終わった。
「掛け干し」。いまこんなことは殆んどやらないという。電気で乾燥するのだそうだ。
しかし、自然乾燥はお米にとってはいいのだそうだ。
今回の栽培は自然農法、有機肥料、無農薬にこだわってお米作りをした。
だから干すのも自然乾燥にこだわった。
今こんな、風景はあまり見ない。
収穫祭を10月下旬に行う。自然乾燥して、脱穀して、精米する。
稲の耕作は縄文時代からだという。すると2000年以上前から稲作をやっていることになる。すばらしい人間の知恵の結晶ということが少し分かった。