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 湘南の田舎から日々雑感
by yahhosaito
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首相の一日

2013年6月29日。

大概の新聞には「首相の一日」という情報が載っている。
時間刻みで何時何分に誰々が来て、同何時何分に官邸出発、何時何分財界xxと懇談。という例の記事だ。

いつもはほとんど見ないが一回時間軸を作ってきちんと精査してやれと思い、チェックしてみた。
この日の安倍さんは、朝、官邸に着くや閣議、官僚との懇談後、羽田に向かい大阪まで。その後、昼までテレビの収録。昼食後、某メーカーの社員と懇談会。次に某大学のキャンパスで大学生と懇談。報道各社のインタビューをこなし、伊丹空港へ戻り、1時間ほどで羽田着。官邸に戻り、夕食後?ライブハウス、インタネット動画番組の討論会。9時半ごろ私邸着とある。

成程なるほど。確かに、すべての段取りがキチンとされていれば、こなせないスケジュールではない。しかし、殺人的なスケジュールだな。

この他、トイレにも行き、しゃべることや考えることもまとめ、身支度だってある。
まあ総理大臣は大変だ。激務。3日や5日ならともかく、何年も続くと、並みの神経では務まらない。

ところが・・・
総理大臣は別格としても、殺人的スケジュールと思っていた内容は、実は紙の上と実際は多少違っていることに気付かされた。

会社時代の頃。某会社の幹部のスケジュール。
A事業部長は従業員3000名の頂点に立つ経営者・理事だったが、スケジュールは確かにマッカッカだった。
しかし、実態はそうでもなかった。なぜなら、1時間の予定は半分以下で済むことが多かったから。それだけ、権限委譲が進んで、部下に任せて信頼していたということか。
本当の経営判断は自分の経験と知識に基づく「カン」で、あとどうなるかは誰にもわからない。トップが自らの責任で「決める」ことだ。
現場を一番よく知っているその道のプロの職制の人間が一番よく知っている(任せる)ということか。

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よく、事業部長に取材(インタビュー)にいって、半日ぐらい事業部長室にこもっていたことがあったが、その間、あの多忙の事業部長の所に入れ代わり立ち代わりお客さんが来たかというと意外とそうではなかった。B事業部長の時代もそうだった。

本社の某役員も似たようなところがあった。
彼のスケジュールはもっと過酷で、15分刻みのアポイントが連なっていた。
パソコンのスケジューラーはそこまで(そんな短時間の)対応はしていないから、15分の予約の中身が画面からはみ出して、ほとんど見えなくなっていたのを思い出す。

xxの件、yyの件、就任あいさつ、海外出張報告の件、教育の件、xx、xx・・・
1日に20項目くらいが縦に時間軸と共に記載されている。

でも、彼の一番大きく割いてあった時間は「勉強」。「勉強」と大きくスケジューラーに書いてある。
勉強とは「考える時間」のことを指す。この「勉強」が週の30%ほど占めていたように思う。

さすがに安倍さんはその上を行くと思うが、忙しいとある種の「忙しさアドレナリン」に酔って、本来の役目を見失う恐れもある。
その意味ではわが社の役員は偉かったと思う。

安倍さんはその間にも海外に行き、選挙の応援をし、野党対策をし、政策を練る。
家庭だって自分の健康だってある。自分の趣味をやっている暇はたまにもないだろう。
勝手な言い草だが、市井の一小市民としては、折角上向いてきた日本経済の最重要人物なので、健康に留意して頑張ってもらいたいとだけと思うのです。
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by yahhosaito | 2013-06-29 08:33 | 日々 | Comments(0)
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