2014年2月9日。
昨日の大雪でここ湘南地方は20cm程の雪が積もった。風が強かったので吹き溜まりは50cmを超えていたと思う。長い長靴の上から雪が中に入ってくるほどだった。
多分、20年来の大雪と思う。
横浜に下宿している次男坊は久しぶりに家に帰ってくると連絡があったが、JR藤沢で電車がストップ。
3時間ほど待ったが動かず、結局小田急線を乗りついて帰ってきた。
ところが、駅のタクシー乗り場は23時を回っても200mほど人が並んでおり、駅から2時間、雪の道を歩いて帰ってきた。
念のため軽アイゼンを持ってきたというから、バックパッカーや冬山の経験が生きている。エライ!
しかし、あんなに積もった雪だったが、今日は日差しが出て気温も10度ほどあったので、かなりのスピードで融け、日陰や畑などに雪が残っているというところまでになった。
「おもしろうてやがて悲しき鵜飼かな」
これをもじって、「嬉しくてやがてやれやれ大雪なり」字余り。
富士山が噴火するという話は最近よく聞く。
先日も噴火のハザードマップが新聞に出ていた。この辺は10~20cm位の降灰があるらしい。
丁度今回の大雪と同じくらいの積もる量だ。
しかし、雪は長くても1週間ほどで自然に消えていくが火山灰はこうはいかない。
そもそもガラス成分の細かい粒子というから重いし吸いこんだら厄介だ。
第一、自然には融けない。どこかに運んで処分しないと、片付かない。
大変なことだ。
今回の大雪で火山灰でなくてよかったとしみじみ思た。
ご近所さんから、「侘助」を貰った。
椿は種類が沢山あるそうだが、侘助だけはよく名前を知っている。
極シンプルな椿で可憐。茶花としても有名だとか。
江の島は昔の平和塔の方が風情があって好きだったが、塔の周りに植物園があってここに沢山の種類の椿が植えてある。
暖かくなったら出掛けてみよう。