2014年12月18日。
娘のいる千葉に行く途中、キューバ大使館に寄った。
ツーリストカードを貰うためだ。
来年2月に地元の友人とキューバに行く予定にしているが、キューバに行くにはツーリストカードなるものが必要。
その申請に寄ったのだが、家を出る少し前、7時のNHKのニュースを見てたまげた。
アメリカがキューバと国交を回復するという。
そんな話があたっけと思いつつ、9時半ごろキューバ大使館についたが、なんと、担当職員がまだ来ていない。
先客が一人おり、彼に聞くと、今朝のニュースでバタバタしているとのこと。
そりゃそうかもしれない。
何せ、50年ぶりの出来事。おそらくマスコミ対応などで忙殺されているに違いない。
先客の彼は30代後半で、聞くと、仕事でよくキューバに行くらしい。
キューバはアメリカと国交を断絶して以来、経済的にはかなり厳しい状況で、ものもかなり不足している。雑貨品の乾電池などもデパートのショーケースに入っている位らしい。貴重品だ。
しかし、今回のことで展望は明るいと嬉しそうに話していた。
スペイン語がペラペラで大使館の人とも顔見知り。何やら今朝のニュースのことを話し込んでいた。
我々はキューバと言えば「キューバ危機」と「ゲバラ」くらいしか知らない。
「見砂直照と東京キューバンボーイズ」というのもある。(古い!!)
先客の彼が言った。
嬉しいことだけど、いままでの良きキューバが無くなっていくと思うと少し淋しい。
来年2月までにどのくらい変わるかは不明だが、古き良きキューバの最後が見られるかもしれない。
首都ハバナには世界遺産が9?とあるという。楽しみ。
事情が変わって、「ツーリストカード」は不要です!ってことになるかも?
今朝、カード会社から付帯の海外旅行保険の証明書が届いた。
キューバ入国には海外旅行保険に加入が義務付けられているのだそうだ。