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 湘南の田舎から日々雑感
by yahhosaito
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ドガ展

2010年10月25日。

東京で本社時代の飲み会があったので少し早めに会社を出て、横浜で下車。横浜美術館で開催されているドガ展に出かけた。

ドガはバレーの絵で有名だがその中でも特に有名なのは『エトワール』と呼ばれるパステル画。
平日の月曜日だったのでそんなには混んでいなく1時間ほど見て回った。

エトワールは思ったより小さく大きさはF15号くらいか。
パステル画であのサイズであれだけ微妙なニュアンスを出すのはかなり難しいと思う。
暗くて小さくて遠かったので微妙な細かいところは良く分からないが、ホールで放映しているビデオを見たらダンサーの目の部分などは赤い点が2つ入っているだけ。
あれで遠くから見ると素晴らしい雰囲気を出すのだから、すごい。

エトワールでよく言われるのが、画面左奥の黒いスーツを着た男性。
ズボンに手を突っ込み何だか偉そうにしている。
顔がカーテンに隠れて見えないが、バレーのレッスン場に明らかに違和感のある黒服。
初め、振付師か舞台監督かとも思ったがそうではないことがNHKの日曜美術館?で分かった。
一説によるとダンサーのパトロンで様子を伺いに来ているとか。また、パトロンになる紳士が品定めをしていると言う説もある。

b0158170_8253188.jpgb0158170_8255015.jpg
                                  (エトワールはパンフより)
当時、ダンサーは生活が苦しくバレーを続けるにはこういう金持ちをパトロンにして生活維持しなくてはならなかったようだ。
それにしても、今の時代に照らし合わせると何たる時代かと思う。

しかし、絵画的に見ると、この黒の男性のアクセントは実に画面を締まらせるいい効果を持っている。
他は白や黄色ピンクと言った華やいだ色使いの中でビッシッと緊張感を与えている。
また、これが無いとダンサーがかなり右寄りに描かれているので左とのバランスが悪い。(右が重くなってしまう。)この黒い男性で画面のバランスが保たれているのではないか・・・

ドガは絵に当時の社会風俗を織り込むと同時に色の効果をきちんと計算していたのだろうと思う。
ちなみに、黒の部分を手で隠してみてみるとそれはそれでいいような気もするがどこか物足りない。

それから、画面左下からダンサーに向けてライトが当たっている。
写真ではなかなか顕著でないが、実物はこの光の当たり方が凄い。
まばゆいばかりの光がパステルで表現されている。

1時間ほどドガの世界を堪能し、東京に向かった。
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by yahhosaito | 2010-10-26 08:17 | 日々 | Comments(0)

V字飛行

2010年10月24日。

夕方、散歩に出ると珍しいものが目に入った。
雁のV字飛行。絵に描いたようなV字でまだこういう風景が見られるのだと思った。

南の空から北の方角に、高さは300mと言ったことろだろうか。

なぜ、V字型になって飛ぶのか?

ものの本によれば、きちんと意味があって、空気力学を考慮した結果だと言う。b0158170_652253.jpg

つまり、雁などの大型の鳥が飛ぶと翼の先端から後方に渦状の乱気流が発生し、その乱気流の斜め後方には上向きの気流があるため、後ろを飛ぶ鳥は上向きの気流に乗るとエネルギーの消耗が少なくてすむとか。

また、最先端を飛ぶ鳥は、エネルギーの消耗が大きくて疲れるため、ときどき後方の鳥と位置を交代するらしい。

最先端を飛ぶ鳥が列を引っ張るリーダに見え、チリの落盤事故のリーダを彷彿とさせたが、どうもそうではないらしい。

どこに行くのだろうか?少しうれしい気分になった。
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by yahhosaito | 2010-10-25 06:53 | 日々 | Comments(0)

里の秋

2010年10月23日。

いい天気なので自転車で郊外に出かけた。
富士山、丹沢が素晴らしい。

柿がなっている。
青い空をバックにいかにも秋真っ只中と言う感じ。
そういえば、先日、NHK-BS?で「里の秋」という歌番組をやっていた。番組と言っても5分足らずだと思ったが。

歌の中に「静かな静かな里の秋・・・オセドに木の実が落ちるう夜は・・・」とある。
オセドとは「お背戸」で「家の裏口のこと」あるいは「裏山」という意味らしい。

どうやら、NHKの歌の解説によるとこの歌は戦時中の歌で、戦争に行っているお父さんにあてた手紙の文を借りた歌らしい。
そう思って歌詞を思い返すと、雰囲気が伝わってくる。


 静かな静かな 里の秋
 お背戸に木の実の 落ちる夜は
 ああ 母さんとただ二人
 栗の実 煮てます いろりばた

     明るい明るい 星の空
     鳴き鳴き夜鴨(よがも)の 渡る夜は
     ああ 父さんのあの笑顔
     栗の実 食べては 思い出す

         さよならさよなら 椰子(やし)の島
         お舟にゆられて 帰られる
         ああ父さんよ御無事(ごぶじ)でと
         今夜も 母さんと 祈ります

ところで、木の実が落ちる感じはこういうことかと思ったことがある。

ジジババが亡くなって、しばらくした年の秋、ジジババがいた奥の部屋で寝ていた。
すると、屋根に木の実が落る音がする。
風が吹いてざわざわとした後に決まってカチーンコロコロ・・・と言う音がする。

裏の家は敷地が広く、大きな樫の木が何本か植わっている。
そのどんぐりが我が家に落ちと来るのだ。
ああこれか、お背戸に木の実の 落ちる夜はというのは・・・

       ***********************

遠くに小田急が走っている。
秋が急速に深まってきた。
まだこの辺は里山の風情があっちこっちに残っている。

b0158170_1401517.jpg

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by yahhosaito | 2010-10-23 19:20 | 日々 | Comments(0)

散歩と挨拶

2010年10月22日。

朝、散歩に出かけるようになった3週間ほどになった。
よっぽどでない限り毎日朝出かける。
コースは自宅から西に1km、土手にぶつかり右折して土手の堤防沿いを北上。2つ先の橋を渡って対岸の土手を折り返す。
また、ぐるっと回って公園に出て自宅に戻る。
ほとんど毎日同じコース。
そのうち、次のバリエーションを考えるが、散歩道としては出色と思っている。

自然がいっぱいで、川の流れを見ながら歩くのはとても気持ちがいい。遠くの山も見渡せる。
桜並木にもなっているので少しずつ葉っぱの色も変化する。
ススキや今の時期ならセイタカアワダチソウが黄色く揺れている。

距離は大体4~5kmだと思う。結構早足で歩いて1時間弱。
歩き始めは少し寒いくらいだが、半分を過ぎるころからじわじわと暑くなってきて、ウインドブレーカを脱ぐ。

b0158170_9545388.jpg

土手沿いに時計と反対回りをしている。
どっちがいいのか分からないが、歩いている人の7割くらいは時計回りかもしれない。
自分としては時計と反対周りでないとなんとなく落ち着かない。

昔、陸上をやっていた頃、トラックは左回りなのでその癖がついているのかもしれない。
左回りだと、1時間の間に10数人の散歩人にあう。
こちらから「おはようございます。」と軽く挨拶するが、反応がいろいろで面白い。

「おはようございます」と爽やかに挨拶する人。
「おはようございます」とも小さな声でモゴモゴと挨拶する人。
「声は発しないが頭を下げる人。」
「無反応の人」

人それぞれだから、まあどうでもいいが、出来れば、きちんと挨拶したほうがよろしい。

書いているうちに、変なことを思い出した。

あれは3年?前。
江ノ島に一人でサイクリングに行き、せっかくなので島を一巡りしたとき。
稚児の浦?だったか、超望遠レンズで鳥を撮っているグループがいた。われわれと同世代と思う。

「何を撮っているのですか?」と聞いてみた。
何にも反応がなかった。
「珍しい鳥ですか・・?」聞こえなかったと思い、もう一度聞いた。

「ちょっと静かにしてくれない!今大事なところなんだから」

耳を疑った。普通は家族以外の他人にはそんなことは言わない。
しかも、いい年のおじさんは。

よっぽど珍しい鳥だったのかもしれないが、鳥は岸壁の向こうの100mも離れたところなので、騒音で逃げるとは思われない。まあ、相当大事なシャッタチャンスだと思って、アタマにきた気持ちを静めた。

普通、バードウォッチングをする人は心根の優しい人だと思うので、余計、その反応にがっかりした。
鳥も大事だが、人間同士の会話のほうがもっと大事と思うが・・・

上から見るとこの辺はかなり田舎だ・・・。
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by yahhosaito | 2010-10-23 09:38 | 日々 | Comments(0)

洗い桶

2010年10月21日。

2年ほど前に箱根天山で買ったお風呂の洗い桶がカビが生えて黒ずんできてしまった。
桶は高級なのはサワラかヒノキで作るらしいが、家のは安いから杉?かも知れない。

そろそろ捨てようかとも思ったが、先日天山に行った帰り閃いた。
家にある漆系の塗料で真っ黒に塗ってみてはどうだろう。
たまたま家には馬籠で昔買って来た寿司桶が黒の漆が塗られている。

b0158170_9112985.jpgあのイメージで塗りなおしたのがこれ。
結構、雰囲気出ている。
黒ずんだカビもすっかり見えなくなった。
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by yahhosaito | 2010-10-23 09:12 | 日々 | Comments(0)

リーダと褒め言葉

2010年10月20日。

新聞を見ていたら、「私の先生」と言うリレーコラムがあり、うつみ宮土理氏が記事を書いていた。
内容は詳しくは忘れたが、先生からの一言が強く印象に残ってその言葉がいまだに支えとなって何かに付けて思い出すと言うことだった。

学校時代、「昼行灯」と呼ばれていた私は(あだ名は別にある。誰かがある時そんな呼び方をしただけだが、何かスゴク傷付いたような気がした)居るのか居ないのか分からず、極めて目立たなかった存在であったが、小学校のときの先生のある一言が人生にとって一つの転機になったような気がしている。

確か小学校1年か2年のときだったと思う。
遠足だったか社会見学(同じか!?)だったか、須賀の港に行った。
見学が終わって、海岸の砂浜の方に集まって何かをしていたが、その時、仲間と一緒になって悪ふざけをしていたのだろうと思う。

先生が、こら!君たち、クラスのリーダがそんなことしては駄目だぞ・・・!!と怒鳴った。
ただそれだけだったが、そうなんだ。俺(僕)はリーダなんだ。先生はそういう認識で僕を見てくれているのだ。
そう、子供心に思った。

もしかしたら、一緒に居た成績優秀の子に向けに先生は言ったのかもしれない。
しかし、なんだかとても嬉しかった。
それから、よし、リーダなんだからちゃんとやろう。と子供心にそう決めて、その後の何十年かの人生を(時々このことを思い出しながら)過ごしてきた。
あの一言でそれなりに勉強もし、リーダーのつもりでクラスで頑張ってきた。

先生や親の「ひとこと」は結構大事なことがある。
5つ褒めて3つ叱るとか、人を育てる方法にはいろいろあると思うが、やはり、いいところを見つけて褒めると言う事は古今東西大切なことだと思う。

しかし、褒めるのは結構難しい。大事なタイミングで核心に触れた褒め言葉を使ってみたいものだと思う。

あとにも先にも先生からの一言で思い出されるのはそのことだけだ。

もう一つ、高校生のとき聞いたいい話がある。
高校1年の学校キャンプの最終日、キャンプ村の村長さんからの一言(あいさつ)があった。
「・・・、ところで、ナタが一無くなりました。いろいろ探してみましたが見つかりませんでした。しかし、ナタは無くなったら買うことが出来ます。世の中には買おうと思っても買えないものがあります。皆さん、それを無くさないようにしてください・・。」

高校生の私はこのあいさつにイタク感激した。
いまだに、子供やカミサンとの会話で半分冗談でこの台詞を使うことがある。
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by YAHHOSAITO | 2010-10-20 21:01 | 日々 | Comments(0)

BBQ

2010年10月17日。

3年ぶりのBBQ。
水無川の川原で20人程が集まって開催した。
毎年10月に実施してくれるがここ2年ほど用事があって参加できなかった。

多くは同世代で定年組だが、現役や子供も何人かいる。
天気がよくいいBBQになった。

b0158170_1443910.jpg

料理が得意なOBも多いので料理は多岐に富んでいる。
お酒もたくさん。ビールに日本酒、どぶろく、ワインに焼酎。
今回はソムリエも何年ぶりの参加。彼には現役時代ワインでいろいろと楽しませてもらった。
今回もシャブリはじめ何本かのワインを持参してきてくれた。

帰りにS氏が自宅の畑で栽培したパパイヤの苗木をもらった。
1.5Mほどになって実がなると言う。なんだかとても楽しみになってきた。

夕方、自宅の畑の落花生を収穫した。
b0158170_21363593.jpg畑に1列ほどだから、たいした量ではないがまとめると結構な量になる。
茹でピーナッツにして食べた。最高に美味。
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by YAHHOSAITO | 2010-10-18 21:36 | 日々 | Comments(0)

テニス合宿

2010年10月16日。

春秋のテニス合宿。
今回はいこいの村足柄で行った。ここ2,3回は箱根の明神平だったが久々のいこいの村。
参加者は5人。元本社のI氏、T氏、営業のH氏、それに今回初めての参加のT氏が加わった。

土曜日は2時間だったがいい天気で風もなく最高のテニス日和。
日曜日もこれまた最高の天気で久々のテニスを楽しんだ。
メンバーのうち3人はほとんど毎週テニスをやると言う。したがってみんな上手い。
こっちはテニスは年に2回ほど。この合宿以外は基本的にやる機会がない。


b0158170_219892.jpg

しかし、意外と体は覚えているもので、すぐ勘は取り戻せる。
ただ、体は確実に動かない。前後に振られるとゼイゼイ、ヨタヨタ・・

宴会終了後、カラオケ。
箱根のハーベストは少し気取っているのでカラオケがないがこっちはある。
2時間、昔の歌を歌い続けた。
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by YAHHOSAITO | 2010-10-18 21:16 | 日々 | Comments(0)

ルグラン嬢

2010年10月9日。

朝から雨が降ったり止んだり。しかし、午後からはほとんど本降りになった。
押入れを片付けていたが、気が変わった。そうだ絵を描こう。
と言っても、半年くらい前に描きかけた絵の仕上げ。

絵はルノアールのルグラン嬢の肖像。模写です。
模写は1年に1回弱描くかも知れない。いい勉強になる。
元絵は写真だから色が薄く印刷されてしまう。
実際、本物の展覧会で実物を見たとき、こんなに鮮やかで素晴らしいのかと感嘆してしまうことがほとんどだ。
最新の印刷技術を使ってもインクで出る色と、実物とのあまりの違いにびっくりする。

模写と言えども自分で絵の具を使って描くと、さすがに原色に近いのではないかと錯覚するほど鮮やかな色合いが出てくる。
本物の色を想像し、自分のオリジナリティも加味しながら描くのも結構楽しい。
そして完成した物を眺めて悦に入っている。

このルグラン嬢は去年だったか、上野公園の都美術館で開催されている「フィラデルフィア美術館展」でみた。
この肖像はルグランが8歳の時に描かれた作品で、1893年に彼女の結婚式にルノワールが出席していると言う。
実物を見たときには少し離れがたかった。30万円なら買ってもいいかと思ったが、たぶん3億円はするだろう。

b0158170_555973.jpg
人物を似せて描くのは難しい。どうも上手くいかない。
たぶんどこかが狂っている。
ルグラン嬢も目と口と鼻が違う。顔の輪郭もどうも違う。
大体、F15号だから、絵のサイズが違う。
本物はあと若干大きく、そもそも縦長だ。まあいいか。
次回の課題だな。
8歳のハズが、これでは20歳だな。イマサン。

ルノワールはこの頃、生活のため、子供の肖像画を多く描いたらしい。
一昨年、南仏カーヌシュルメールのルノアール美術館(自宅)を訪れたときの空気が伝わってくるようだった。
部屋の一角にアトリエがあった。窓の向こうに広い庭が広がり、そのずっと先に地中海があった。

乾燥したら又加筆しよう。
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by yahhosaito | 2010-10-09 21:27 | 日曜油絵 | Comments(0)

金木犀

2010年10月6日。

朝散歩していると金木犀の香りがあちこちでしてくる。
今年は暑い夏が長かったから少し例年より遅いのかもしれない。

金木犀は花木の中でも香りの強烈さでは群を抜いているかも知れない。
くちなし、沈丁花、蝋梅などいい匂いの花は多いが、とりわけ金木犀は路地を曲がると、どこともなく香ってきて振り返ると少し先に大概その木を見つける。

b0158170_7354010.jpg

金木犀はいつも二つを思い起こさせる。

今から10数年前。
当時、勤務していた事業所は全社でも業績が極めてよく、毎年、経営改善社長賞の常連だった。
この申請書類作成を担当していた私は、締め切りの9月30日を目指して、毎年9月に入ると準備に取り掛かった。
経営改善なので製品企画から設計、製造、検査、受注、出荷に至るまですべての項目が網羅される。
関連部署に基本資料の提出を依頼し、最終的にはA3数枚の申請用紙に纏め上げるのだがこれが結構大変だった。

締め切りの1週間ほど前にほぼ完成し、最後に事業所長の了解をもらって本社に提出するのだが、その間の加筆訂正推敲は涙ぐましいものがあった。
もっとも何回かやっているうちに慣れてきて結構ラフになってきたりしたが・・・

ちょうどこの時期、遅い会社の帰りに道にどこからとなく漂って来たのが金木犀。
あの香りをかぐとあのころの辛いながらも充実した?10数年前を思い出す。
そのあと、10月に入って発表会の資料作りや準備に追われた。
そんなこともあって、多くの歴代の事業部長には単なる事業部長と社員に関係以上に深い付き合いが出来た。

後年になって、今度は本社で経営改善社長賞の全社事務局を担当する側になった。
これについてはとてもいい経験だったので又別の機会に記したいと思う。

もう一つは、高松の栗林公園。
今からこれも10数年前。
会社の研修会だったか分科会だったかで、四国に行った。
その際にせっかくだからと栗林公園によった。素晴らしい公園だった。
岡山の後楽園、金沢の兼六園、横浜の三渓園も立派だが、栗林公園は群を抜いていると思う。

公園を歩いていると金木犀の香りが・・・
金木犀は公園ならほとんどの公園に行けばその季節は馥郁たる香りがしてくるはずだ。
しかし、金木犀をかぐと、どうしてか栗林公園のシーンを思い出す。
ただ、それだけのこと。
その時何かあったのだろうか。ある辛い思いでも抱えていたのだろうか。今となってはそんな思いは忘れてしまった。

秋がいよいよ本番になって来た。
我が家の庭のは銀木犀だがいい匂いがし始めた。
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by yahhosaito | 2010-10-06 07:28 | 日々 | Comments(0)