2009年2月14日。
娘の引越しの日。大安のこの日、晴れるといいと願っていたが、天気予報は大分前の予報から雨で困ってしまったが、当日は快晴となった。それも2月にしては新記録の暑い日で25度近くになった。なにしろ全国の100以上の観測地点で過去最高の2月最高温を記録したとか。
次男のエスクードにルーフキャリアをセットし、まず、自転車を屋根に載せる。それから、布団、段ボール、衣類など、車2台にしっかり詰め込んで出発。
出発といっても目的地は藤沢だから車で45分くらい。ドアツドアでも1時間はかからない。
いよいよ結婚式まで1ヶ月をきった。
別に淋しいという気持ちは今のところないが、なんとなく気持ちが落ち着かない。娘が嫁いだ後の生活を想像するのが少し怖いような、なるようにしかならないさというような開き直った感じというかその時が待ちどうしいというか…。
山口百恵の歌に「秋桜」というのがあって嫁ぐ母親の気持ちを娘がしみじみと歌にするのだが、対極にはそんな感情もあって、一方の対極にはそうは言ったって別に近くにいるんだから今までとそう違わないしたいしたことはないさという感じもないわけでもない。
しかし、感情は出来事のある一面を切り取って増幅するから、ある日突然思い出して泣けるようなことがあるかもしれないし、ないかもしれないし…それはわからない。
願うのは健康で明るく仲良くやってほしいだけ。後はすべておまけ!
荷造りをしているときはもう暑くて半袖になった。とても2月の雰囲気ではなく7月の感じだった。
藤沢に家は駅から10分強の静かなところでなかなかいいアパートだった。