2010年11月19日。
朝起きて外を見るといい天気だ。
気温は7度。空は真っ青だった。
富士山はと言うと・・・
これがまた素晴らしい。
早速ベランダに駆け上がって写真を撮る。
子富士から双子山、太郎坊にかけて真っ白。
11月の中旬にこんな下まで雪に覆われているのは珍しいかも。
久しぶりに40数年前の「BOAC機富士山太郎坊に墜落」のあのときを思い出した。
冬の快晴の富士山を見ると、あの素晴らしい天気の中、乱気流に巻き込まれたあの飛行機事故・・・
あの時あの時間、ちょうど1週間前に太郎坊に登山していた自分を思い出すため、たまたま、太郎坊に眼をやっていた。
それは注意深く見ればBOAC機が目視できたくらいジャストタイムだった。
二週間ほど前の富士山はこの程度の雪。まだ、上の方が冠雪下してだけ。
一方、政治と言えば・・・
柳田法務大臣や仙石官房長官の失言が問題になっている。
この非常時になってこった。
仙石長官は自衛隊のことを「暴力装置」といった。
暴力装置!? 調べてみた。
『暴力に実質的に対抗できるのは同等の暴力だけである。つまり、暴力を統制するためにはより強力な暴力、すなわち組織化された暴力が社会の中で準備されなければならない。軍隊、警察がこれにあたり、社会学者のマックス・ウェーバーはこれらを暴力装置といった。』
とある。なるほどそういうことか。
しかし、これはかなり誤解招くなあ。
翻訳のいい表現がなかったからと思うが、4字で表現すると「暴力装置」になってしまい、暴力を振るう機械という風に思われかねない。
元の原語は何だったんだろう。
「専門用語」は慎重に使わないといけない。