21012年2月24日。
じーさんばーさんが使っていた桐の箪笥を薪ストーブの薪にしようと思い、3か月ほどベランダに出してあった。
中々薪にする時間が無く、昨年末からほったらかしの状態であったが、いよいよ決行と、壊れかけていた引き戸を一撃して焚きつけ用の薪を作った。
意外に簡単に壊れ、引き戸のフレームは斜めに力を掛けるとあっけなく壊れた。
この後の引き出しを破壊するには道具がいるなあと1階の道具箱のをに下にハンマーとナタをとりに行った。
妻がお父さん、本当に壊すの?何かにならない?とのたまった。
もう50年以上もしかしたら70年くらいたっている箪笥だ。手垢か自然の汚れか分からないがとにかく古く見るからに汚い。
うむ!確かに何かにはなりそうだ、と考え直しサンドペーパーで試しに擦ってみた。おや、綺麗になるではないか。思った以上に。
はやる心を抑えとりあえず全部を磨いてみた。これはモノになりそうだ。
鍵の金具は真っ黒だったが、磨いてみると真鍮で金色になった。さては、じーさんばーさんが新婚のころは金色に光っていたのか・・・
インターネットで古桐ダンス再生とググってた。
あるある。磨き方か塗料の塗り方まで・・・
もう少しあときれいに磨いて、そのうち塗料を塗ってみよう。
アンチークの感じがして良い感じ。
薪にしなくて良かった。
とりあえず、壊した引き戸のところに陶器を飾ってみた。