2012年11月29日。
今年9月から始まった第九の練習、本番が近づいた。
12/2(日)14:00~平塚市民センターで開催する。
第九は初めての参加で、前から一回やってみたいと思っていた。
なぜなら、いつも年末に聞いていていつかは歌ってみたいなあと思っていたし、あのオーケストラと合唱団の中で聞けば素晴らしく、感動的なのではと思っていた。
練習は15回ほどあり、100人くらいが参加する。本番はたぶん200名以上の合唱団になる。
パートはバリトン。1回2時間半の練習。
実はやって思ったのは、いつも第九を聞いて耳に残っているのはソプラノのメロディ。バリトンはだいぶ第九のメロディと曲が違う。したがって、メロディを覚えるのに一苦労。
テープにとって何回も何回も聞いているが、ドイツ語もなかなか覚えられない。
ただ、ドイツ語といっても実際は似た歌詞の繰り返しが多いので覚える言葉はA4の半分程度のボリューム。
練習でも100名くらいの大合唱に中で第九を聞いていると、素晴らしい。感動的だ。
第九を作曲したベートーベンはまさに天才だと思う。楽譜を見てよくあんなものが書けたと思う。
第九は日本で年末に多く演奏されるが、その背景は、戦後まもない頃、オーケストラの収入が少なく、楽団員が年末年始の生活に困る状況を改善するため、合唱団も含めて演奏に参加するメンバーが多く、しかも当時(クラシックの演奏の中では)「必ず(客が)入る曲目」であった『第九』を現在のNHK交響楽団が年末に演奏するようになり、それが定例となったということだ。
墨田川の向島の芸者さんたちが第九を歌うということで昔有名になったことがある。
歌詞を覚えるのに語呂合わせで、フロイデ!という部分を「風呂出て・・」といった感じでストーリを繋ぐとかだったが、芸者さんは歌のプロ。きっと素晴らしいソプラノを歌ったのではないかと推測する。
合唱のなかでソプラノのパートには感心する。よくあんなに高い声が出るものだ。
メンバーの中には10年以上歌っている人も多いらしい。1年目は半分クチパクでいいのよ!という言葉に気持ちを取り直し、本番を迎えたい。
さて、どうなることやら…トホホホホ、、、、