2014年4月14日。
伊豆大島にサイクリングに出掛けた。
2日間の予定で島を一周する。
熱海から高速ジェット船に乗ると45分で岡田港に到着。早い。
何しろ最高80kmのスピードだそうだ。船でシートベルトを締めるのは初めての経験。
だが、片道5000円弱はチトお高いか!?そのほか自転車運搬代も1000円。アリャ!?
まあ、多少の出費は老後の充実?には仕方ない。なにせ、お金は生きているうち使わないと死んでからではただの紙切れか数字¥遊び。
1日目はなんと雨。日本のここだけがどうやら雨らしい。
昨年の十和田湖も雨で散々だった。
しかし、旅はこういうハプニングがあるから結構こういうのが後で思い出となるので皮肉なもんだ。
宿泊場所の大島観光ホテルは三原山の中腹にあり、7kmほどの坂道が何ともつら
かった。しかし、やがて雨も上がり、ホテルの温泉から見るのは絶景。
ちょうど新緑と大島桜が見事で絵のような景色を堪能した。
ホテルはさすがに年季が経っていてイマイチ感はぬぐえなかったのだが、料理がなかなかよく、おいしいりょりと美味しいお酒を堪能。verygood!
椿油のオイルフォンデューは誰の発案か。ふつう、オイルフォンデューは油で揚げ、たれを付けて食べると思ったが、ここでは天ぷらの衣をつけ、油で揚げる。だから、串刺し天ぷらのようなもの。
これまた結構。ボリューム、お味ともデリィシャス!朝も喰い過ぎた。
翌日は快晴。
昨日、坂道で辛い思いをした分、今日はダウンヒル中心で快走。
途中、昨年の土砂崩れの大災害で多くの方々が亡くなったが、この土石流や木々を運ぶ大型ダンプがかなりの数すれ違う。大島は自然災害でいろいろ苦労されている。
オタイネの碑はかつて40年以上も前にサイクリング?で訪れたことがある。
少し高揚感を持って再訪した。
朝鮮の貴族の娘だったオタア・ジュリアは、キリシタン大名だった小西行長の養女となって洗礼を受け、キリシタンとなったが、キリシタン禁止令にふれ、大島に流されたという伝説があるという。
その間、オタア・ジュリアが改宗することを目論んでいたが、その固い信仰心は最後まで変わらなかったと書いてあった。
島の荒涼とした一角に筆島があり、その手前に十字架がある。
すこし場所とそぐわない風景だが、何とも言えない雰囲気がある。
有名な波浮の港。
ここも何年振りだろう。小さな漁港だが歌に歌われ小説になっている。
やはり島はある種の雰囲気があるのだろう。
そうえいば、「シマダス」なる本もある。もちろん語源は「アメダス」にちなんでいる。
帰りは少し荒れていたが、ジェット船もなんとか熱海に到着。
2日間で75kmの走行。
大したことはないか!?まあ、ゴールド手前のシルバーだからね。
ご苦労さんでした。