2015年12月12日。
テレビで終戦前夜の内容を放送していた。
昭和の選択「終戦への131日」とても重い内容だったが、見ごたえある放送で良かった。
内閣総理大臣鈴木貫太郎、軍部の代表阿南陸軍大臣、外務大臣東郷茂徳、ほか、要人が参集する中、終戦を決議する。
そして、8月15日。玉音放送が流れ、日本は終戦となる。
この日、阿南大臣は自害。自分と反対意見にあった、鈴木総理、東郷外相、米内海軍大臣等に自害する直前に会いに行っている。
今から70年前、今の状況と全く異なる状況の中、それぞれの立場の違う要人の思いは如何ばかりだったろうかと思いを巡らす。
たまたま、2週間ほど前に、横須賀の防衛大学に行く機会があった。
構内には戦車や航空機、魚雷等が陳列してあった。
会社の先輩には防大の卒業生もいた。
今と70年前とは比べるには環境があまりにも違うので、少し無理があるが、非常に根っこのところはさほど違いはないのかも。
誰も、戦争をしたくてした人はいない。
そうせざるを得ないところがあった・・・(と思いたい。)
防衛費は来年度5兆円を初めて超えるという。
大変な額だが、国を守るためには必要な額かも。
3兆円を超える航空母艦ロナルドレーガンは横須賀港にはいなかった。
イージス艦は3艘ほど停泊中。
冷たい雨が降っており、艦は鉛色の空と同じ色だった。