2016年9月9日。
メアリーカサット展に出かけた。
妻と2人で。
二人で横浜に出かけるのは、もしかしたら数年ぶり!?
折角行くのなら、帰りに中華街にでも行って夕飯食べてこようと・・・
メアリーカサットはアメリカの女性画家で印象派だ。
ピサロやカミーユなどに学んだらしい。
淡い色が特徴でタッチも柔らかい。
あまり細かすぎないところもいい。
独特のタッチで、母と子の親密な絆を、さらに、女性の社会的および私的生き方を、何度となく描き続けた。
参考になる絵が2~3枚あった。
色を載せていくという感じがよく分かった。
また、なんだか絵を描いてみたくなった。
金曜日の夕方の中華街は混んでいた。
レストランは沢山あって迷ったが「白楽天」という店に入った。
スープと15種?の料理から選べる3皿とチャーハンがついて一人2000円。。
3皿はチンジャオロースとエビのマヨネーズ、キノコの中華野菜炒め?を注文。
ボリュームもかなりあって満腹。
結構でした。
「白楽天」で思い出すのはもちろん「長恨歌」だ。
高校時代に暗記させられた。
好きな個所は沢山あるが、意外と気に入っているのがここ。
「六宮粉黛無顏色:りくきゅうのふんたいがんしょくなし」
つまり、
宮殿にはべる全国から選ばれた美しい美女中の美女たちも霞んでしまう・・
といったところか。
そういえば、「比翼鳥」なるあだ名の先生もいた。
確かに仲の良かった夫婦先生だったなあ。
今でいうなら「おしどり夫婦」といった方が分かりやすい。
しかし、生意気な高校生はそうは付けない。
比翼鳥と付ける所がが、HK高校生の生意気で「学」?のあるところ。
長恨歌には
「在天願作比翼鳥」「在地願爲連理枝」とある。
「天にあっては願わくは比翼の鳥となり、地にあっては願わくは連理の枝となりましょう」という意味だ。
仲の良い夫婦の例えだ。
ウン10年も昔の話だな。
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