2018年11月22日。
スマホを失くした。
はじめはタカをくくっていてどうせ何時ものようにそのうち見つかるだろうと思っていたがいよいよ見つからない。
段々心配になって、昨日からの行動を思い出してみた。
そういえば、15時ごろ自転車で散歩に出て、久しぶりに海まで行った。
よせばいいのに電動自転車なので砂と草が混在する散歩道を電動の力を借りて漕ぎ出し、西日に映える海岸の風景をスマホカメラに収めた。
そこからスマホを使った記憶はない。
砂浜の道はとても乗って走るわけにはいかず、前傾姿勢で自転車押して進んだものだ。
そうだ、あの姿勢で落としたに違いない。胸のポケットから滑り落ちた。
そう思い、昨日の道を辿ってみた。
途中で寄った場所、自作農園と稲わらを頂戴した田んぼ。
前傾姿勢をとったような場所を探してみた。
ない。
しかし、午後4時ごろになって見つかった。
警察に届いていた。
10時過ぎに友人から電話があった。
ところで、ボクに8:20メールくれた?
いや、「実はスマホ失くした!」といった。
ボクのところに変なメールが届いたんだけど・・・
イヤ、マズイ!!
誰かが私のスマホを操作している。
同じころ、別の友人にも私のスマホから電話があったそうだ。
早速auショップに行き、悪用されないように通話を止めてもらった。
幸い、画像やメールには大した情報は入っていない。
風景や地域行事の写真くらいでヤバイのは皆無だ。
よかった。
auに行って電話を止めてもらった時に、担当者から警察での忘失届?を持ってくれば同じ機種ならば5000円くらいで再購入できますという事だった。
5000円で機械が手に入ればラッキーだ。
駐在さんに行くと幸い在勤していて、一部始終を話した。
いろいろと電話してくれて、似たようなのが警察に届いているという。
早速、その交番に行ってみると、あった。
イヤー、よかった。
警察の仕掛けもよくできている。
感心した。
もと、システムプランナーの私はどういうアルゴリズムなのかを考えてしまった。
駐在に行く。
事情を話し、電話番号と形状等を伝える。
駐在さんは別室で何やら入力している。
一方で、届け出のあった交番では拾得物として品名、形状、特徴をinputしているのだろうと思う。
その情報が警察の本部に行き、拾得物一覧表のようなリストに加わる。
それをこちらの駐在さんのpcから検索する。オンラインリアルタイムシステムのいいところだ。
システムとしては特別難しいlogicではない。
拾得物引き渡し後は、台帳から消す。
1か月か1年に一回、その収支を一覧表に出す。
多分、簡単に言うとこんな仕掛けだと思う。
まあ、スマホだからこんな程度でいいが、中にはお金や貴重品、重要書類などもあるだろうから、もう少し複雑になるかもしれない。
いずれにしても、助かった。
拾っていただいた方にお礼の電話と思い、訪ねたが、海岸で拾った。落とし主に届けばそれでok、と言って名前は名乗らなかったそうだ。
山手線の網棚にかばんを忘れてもまた元の駅に戻ってくるまで棚の上にかばんはあるのが日本。
海外ではあっという間に無くなってしまうという話を何かで聞いた。
日本は素晴らしい。
無事解決してよかった。
これからはひもで首からぶら下げるか!?
これは、失くすおそらく10分前に撮った写真だ。
西日に映える江の島方面。
一件落着。