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 湘南の田舎から日々雑感
by yahhosaito
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■富士山噴火と南海トラフ

2019年6月29日。

先日、藤沢のカルチャーの帰り、本屋で「富士山噴火と南海トラフ」という本を見つけ、早速読んでみた。
2019.5の発行の新書版だ。

富士山噴火のXデーは近いという。
特に、3.11以降いつ噴火してもおかしくない「スタンバイ状態」らしい。
また、3.11以降日本列島は今後数十年にわたって地震と噴火が止まない「大地変動の時代」に突入してしまったという。以降、ショッキングな話が並ぶ。

宝永噴火はマグマ排出量が富士山噴火史上2番目の大噴火だった。
本によれば、これと同規模の噴火が起きた場合、
①噴石被害:
死傷者13,600人。数cmから数mくらいの噴石が秒速100mくらいで飛んでくる。飛散距離は4~5㎞山麓の住民が被害にあう。

b0158170_11301831.jpg

②火山灰被害:
宝永噴火の際は火山灰と軽石が風に乗って東に飛散した。山麓では3m~1m、横浜で10cm、東京で5cm、10日以上も降り続いた。
火山灰といっても木や紙の灰とは違う。軽石や岩石が細かく砕かれたガラスの破片だ。
灰と呼んでいるのは、微細状で軽くて風に舞うから。
ガラスとは物質がきちんとした結晶構造を持たないものを言う。よって、結晶状よりもはるかに脆く割れると鋭い破片になる。

その被害は、屋根に積もると家が押しつぶされる。
特に雨が降ると灰にしみこみすごい重量になる。
水で流すと固まって始末に負えない。シャベルですくって袋に詰め他の場所に移すしかない。道路に積もった灰は下水道に入り配水管を詰まらせる。
水で流すと配水管を詰まらせる。
作物に積もると葉を枯らし生育しない。

フィリピンのピナツボ火山では噴火後大量の雨が降り多くの家が倒壊した。
風下にあった米軍クラーク基地は滑走路が全く使えなくなり他に移転を強いられた。
葉っぱについた灰は光合成を妨げ野山の草木は枯れ、農作物は壊滅状態だ。
火山灰が2cm積もると作物はほとんど枯れる。
稲の場合は0.5mmで1年間の収穫が不可能と言われている。
畜産でも牧草が枯れてしまうため配合飼料への転換が余儀なくされる。

ライフラインも致命的だ。
火力発電のガスタービンに灰が入ると設備が損傷する。
電線に灰が付着すると碍子から漏電し停電の恐れがある。
浄水場のろ過設備にもダメージを与える。
コンピュータも誤動作を起こす。
交通機関も大打撃を受ける。
1cm積もったら車は運転不可能になる。
飛行機も船舶も止まる。
エンジンの吸入口から児入り込んだ火山灰はエンジンの中に入り摂氏550度で溶け燃焼室から排気されると一気に冷え、固まって岩石になり、燃焼ガスの噴射ノズルをふさいでいく。
また、空は灰で覆われ暗くなる。

③溶岩流被害:
富士山からでる溶岩流は玄武岩質で粘度が低くさらさらしている。火山灰のように風に影響されず地形に影響される。11,000年前の噴火では愛鷹山はさんで東西に流れた。その長さは30km、幅は500~600mと言われている。三島駅を通り越し駿河湾まで流れた。
溶岩流は時間的余裕が少しあるので避難できる可能性が高い。
流れを爆薬を使って制御することもある程度可能なようだ。

④火砕流:
マグマ破片やガス、石片などが混ざって500度以上の高温で黙々と地表に這い出す。
時速100kmとも言われる。
普賢岳では43名の命が奪われた。

➄泥流:
泥流(土石流)とは土砂が水とともに斜面を流れ出す現象で流域の岩石等を巻き込んで猛烈な破壊力で下流を襲う。
数十年も続く場合もあり大きな被害を及ぼす。
30代のころ読んだ三浦綾子の小説「泥流地帯」は十勝岳の噴火で起こった泥流がテーマで、苦しい開拓と貧困を乗り越え、真面目に生きる家族の姿に感動したことを思い出す。

我が家2階から富士山がよく見える。
こんな美しい富士山が噴火するなど考えたくないが、噴火は3年先か10年先か?30年秋か?
災害は必ず起こる。

b0158170_11295897.jpg
地震は耐震補強されていればある程度は安心だが、降灰は地域全体に等しく被害を及ぼす。

まず、自衛が大事だ。
国や市に期待するのはある程度時間がたってからだと思う。

となると自衛しかない。
まず、安全確保と食料の確保。
我が家2人はokだが子供や孫が心配。
啓蒙が大事だ。
スマホやパソコンでウハウハしている場合じゃない!
皆、決戦に備えよ!?
常日頃から準備している人は多いと思うが、年1~2回は再点検が必要。

本読んで少し暗くなってきた! 

暗いはずだ。梅雨で雲は厚く雨が降っている。
快晴になり明るくなることを期待しよう・・・! 

ところで、
我が家2階から見る富士山は絶景であるが、家が建つことになった。
もともと市街化調整地区なので、50年来開発とは無縁で昭和の景観を保っていたのだが、もともとあった借家が取り壊しになり、家が建つらしい。

すると、たぶん2階家だから眺望が一変するかもしれない。
我が家は少し高い位置にあるがどこまで見えなくなるか。
手前の山が半分以上隠れるだろう。
イヤ、ザンネン!!
手前の山までの距離感(空気感)が何とも言えなかったのに・・・

                             



by yahhosaito | 2019-06-29 11:40 | 日々 | Comments(0)
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