2023年5月28日。
今朝の新聞広告、笑ってしまった。
蚊取り線香で有名な金鳥のコマーシャル。
「して、やられたり」の感あり。
高校時代の文化祭。
今まで真面目な演目の多かった舞台であるクラスが「コント」を演じた。
コントは生徒が教室で悪ふざけ場面でかなり度を越していた。
余りのひどさに、舞台袖にいた担任の先生がいきなり舞台に上がってきて、真剣に「お前たち、何やってんだ~、いい加減にしろ~」と大声を出して怒り、観客の生徒と先生はその剣幕に凍り付いた。
ある真面目な先生は、怒った先生に「文化祭なんだから、ちょっと大目に見てあげて・・」と言った助言もした。
文化祭の講堂は気まずい沈黙が流れた。
間、髪を入れずに「♪叱られて・・」のミュージックが流れる。
5秒か10秒して多くに人はそれが(先生の怒りが)コントの一部だと気が付く。
そして、事情がわかってみな大笑い。
してやられた!
機会があったら、これをパクろうと思った。
それから、50年だか60年・・
ムカデの世界からのテレビ番組表。
「おはようムカデ」から始まり、
「列島ムカデニュース」
「もぞもぞキッズ」
「かみどき!」
「ごそごそモーニング」
「布団の下からおはよう」
「ムカディ伊藤のアイタタショウ!」・・
と続く。
右下には「噛まれるとITAI」のロゴマークもある。
誰が考えたのか、アイデア満載。
フリートークでワイワイガヤガヤ言いたいことを言い合ったのか・・?
社長が偉いのか、社員が自由闊達なのか、コマーシャル制作会社が優秀なのか・・?
そもそも、ここのコマーシャルは昔から一味違っていた。
山瀬まみ氏が出ていた河童の川流れの様なコマーシャル。
沢口靖子氏のタンスにゴン、長澤まさみ氏の虫コナーズ・・
もっと昔は「ルーチョンキ」なる言葉もあった。
コマーシャルの中には面白いものもある。
JRの「そうだ京都へ行こう」シリーズや缶コーヒーのBOSSも面白い。
auもいつも笑ってしまう。
「あのちゃん」のあまのじゃ子は今見ても可笑しい。
多分、こういうCM製作はウン10年も語り継がれる遺伝子や歴史があるのだろう。
それにしても、民放はコマーシャルが多すぎる。
昔の記憶では放送中のコマーシャルは8%以内と読んだが、今もそうなのか?
何だかずっと多いような気がする。
民放の収益はコマーシャル放送料だから仕方ないと言えばそれまでだが・・